●3月28日, 北マリアナ諸島において初の新型コロナウイルス感染事例(2人)が確認されました。
●1人は42歳の男性で, もう一人は49歳の女性ですが,両名はいずれも, カノアリゾートホテルに隔離されています。
1.3月28日, 北マリアナ諸島新型コロナウイルス特別対策本部及び北マリアナ公立病院(以下CHCC)は, 新たに実施した新型コロナウイルス感染検査において, 2名の陽性が確認されたと発表しました。これは, 北マリアナ諸島において, 新型コロナウイルスの感染が確認された初めてのケースとなります。
2.感染が確認されたのは42歳の男性と49歳の女性で,両名とも3月26日に北マリアナ公立病院を受診し, 現在はカノアリゾート・ホテルにて隔離されています。CHCCは既に, 両名の家族,友人及び宗教団体メンバーを含めた濃厚接触者との連絡を開始しています。CHCCとしては, 両名の健康状態を厳密に監視していますが, 両名の共通点は渡航先からサイパンに入国したことだけです。
3.1名については, 3月12日にグアムからサイパンに入国し, もう1名は3月13日にテニアンへ渡航した後, 翌14日にサイパンに戻っています。両名とも, 3月17日前後に症状が出始め,3月25日及び26日にCHCCを受診しました。両名とも米疾病予防管理センター(CDC)の調査基準に該当し, 27日に検体が接種された後グアムの公衆衛生施設に送付され, 新型コロナウイルスの陽性であると確認されました。
4.北マリアナ諸島政府としては, 全ての居住者に対し効率的な, 手の消毒, 社会的距離の確保に責任を持ち・高齢者や慢性疾患を有している弱い立場の人々の保護するよう強く進めています。
5.新型コロナウイルスに関する新たな情報については,以下を御参照ください。
北マリアナ公立病院ホームページ(https://chcc.gov.mp/index.php)
知事室フェイスブック(https://www.facebook.com/GovernorCNMI/)
なお,テレビ,ラジオ,インターネットから最新情報を入手の上,落ち着いた行動を心掛けてください。情報提供元:在サイパン領事事務所