在フランス日本国大使館領事部からの連絡事項を転載します。
パリ警視庁は、明日8月23日(日)21 :00(フランス時間)から開催されるサッカー・UEFAチャンピオンズリーグの決勝戦(パリ・サンジェルマン 対 バイエルン・ミュンヘン)に合わせ、ファンの集結・暴徒化による混乱やコロナウイルス感染拡大予防のため、3000人規模の警察官・兵士を動員し、以下のような治安措置をとる旨発表しました。
- シャンゼリゼ通り及びLe Parc des Princes(16区、パリ・サンジェルマンの本拠地スタジアム)周辺でのマスク着用義務範囲の拡大(下記パリ警視庁プレス・コミュニケ地図参照):8月23日(日)8時から25日(火)8時まで
- 上記地区や、試合をテレビ中継するパリ市内バーなどでのマスク着用義務取り締まり強化
- 暴力行為防止のための警戒態勢強化及びパリ・サンジェルマンが勝利した際の祝福の集まりを試合終了後2時間までに制限
- シャンゼリゼ通りの車両通行禁止(徒歩及び自転車による通行のみ可):23日(日)21時以降
- シャンゼリゼ通り沿い及び周辺の地下鉄17駅の閉鎖:23日(日)22時以降(下記パリ警視庁プレス・コミュニケ及びRATPホームページに駅名記載)
パリ警視庁8月22日付プレス・コミュニケ
RATP(パリ交通公団)ホームページ
Just a moment...8月18日の準決勝の際は、数多くのファンが凱旋門やシャンゼリゼ通りに集結し混乱や暴力行為が発生した他、ほとんどのファンがマスクを着用していなかったことも問題視されました。明日23日夜も感染予防を含む身辺の安全のため,特に試合の終わる23時以降、上記の場所には近づかないことをお勧めします。